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ファッション

帆布シャツへの思い。

どのシーズンもシャツほど重要度の

高いアイテムはないと…

自分だけの拘り

偏った好みなのか?

生成りで厚手、

WORKテイスト

BIGシルエット…

ポケットあり。キリがないです。

随分と前になりますが

Dickies USA製のシャツを購入しました。

生地の厚さと雰囲気が魅力で購入。

そこから月日がたてば好みも変わる。

シルエットにサイズ感。

今の気分でチョイスしたのが

この半袖開襟シャツ

まず引き込まれたのは、

生地を織っているのが

帆布の老舗「タケヤリ」

「タケヤリ」が構える

岡山県倉敷市は全国の帆布生産シェア

約70%という一大産地。

そこに工房を構える「タケヤリ」

がこの生地を織っています。

「タケヤリ」は1888年創業の長い歴史を

持った機屋になります。

帆布とは無染の綿や麻の糸を撚り、

平織りにした布の事。

海外ではCANVAS(キャンバス)と呼ばれ、

目が詰まっていて丈夫、

水漏れしないのに通気性に優れている

事から帆布は永い間、

我々の生活の中で

様々なものに使用されてきた素材です。

現存台数の少ないベルギー製の

シャットル織機を使用し時間をかけて

ゆっくりと織り上げる事で風合いの

良い帆布を生んでいます。

この存在感は必見です。

「綿麻帆布」

綿64% 麻36%

緯糸に麻を入れ込んでいる生地は機能性、

存在感と抜群です。

絶妙な混紡率

帆布界では1番薄い生地の11号

デニムでいうと10ozくらいです。

シャツとしては異色の厚さ。

帆布の平織りという組成の

生地感がシャツの表情を

際立たせます。

ビッグシルエットでゆったりと

袖丈眺めで5分袖くらいまで落ちてきます。

後ろ身頃は微妙にラウンドしていて

柔らかい雰囲気に。

マーブルの猫目ボタンは

綿麻帆布と相性抜群。

まさに、

フレンチフライにケチャップ

牛丼に紅ショウガ

メロンソーダにバニラアイス

です!

右胸はペンポケット付き。

そして左胸のポケットは

「フラシポケット」

コンビニエンスポケットとも言いますね。

ビンテージのワークシャツ

などに良く見られる

袋状のポケットで

煙草を入れた時に汗でタバコが

湿らないようにするための作り。

今の時代に必要はありませんが、

これが遊び心。

作りを見たときに疑問で

きっと調べる人もいますよね。

昔を知る。これが大事。

洋服の進化は魅力ですが

変わらないものも魅力。

両極ともに楽しいですよね。

今回紹介したシャツにしても

帆布という素材に可能性と

悦びを感じます。

作成者: Angeorge@

古き良きモノ、今の良きモノを感じて、生活の中で新しい発見をして日々を楽しく過ごしています。
古き良きモノの深堀り、今の時代にアップデートされたものを知り、自分の中に新しいものとして取り入れていく。
LIFE STYLEを豊かにしていくのが糧になっております。

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