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服装の変化で着ないアイテムも多くなります。
コレクションでは勿体ない。
それでも手放せないものは多い。
チマヨのベストもその一つ。
出番が少なくなったのは正直なところ…
当時、購入するときはこの3つのブランド
で悩みました。
ここは、皆様同じ悩みかと…
「Ortega’s」
「CENTINELA」
「Trujillo’s」
モノを見て比較して
そして、悩む悩む悩む。
の連続であった。
チマヨブランドとしての
歴史、知名度で考えたら「Ortega’s」
かと思う。
“チマヨ織り”の歴史は長く深い
17世紀後半にニュースペインから
リオ・グランテ峡谷北部（現在のチマヨ村）
へやってきたスペイン系開拓集団のなかに
ガブリエル・オルテガという若者がいた。
厳しい辺境の中で
当時の人々は機織りと、
その材料をとるための牧羊や
紡績技術を受け継ぎながら
自給自足の生活を続けていた。
そして
時は流れ、近郊に鉄道が敷かれると
文化と人の流入で
生活様式が一変。
当時のインフラの整備って
人の生活が大幅に変わる
出来事だったんですね。
鉄道を利用して
この地を訪れた人々は
チマヨ織りのブランケットや
手工品を
お土産、
今までに見たことのない
新たなものとして
チマヨ織りを買い求めた。
ここからチマヨ織りが商売として
成り立ち始めたと。
そして、
五代目がチマヨに雑貨店を開き、
木機によるブラケット類の販売を始める。
第二次大戦後には現在に続く店舗を構え、
バッグ、コート、ジャケット、ベストなど、
チマヨ織りの伝統を表す商品が拡大して
皆に
知られるようになった。
まさに「Ortega’s」が
チマヨのスタート。
ストーリーを見ると
「Ortega’s」チョイスになる。
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オルテガ チマヨベスト 黒 ブラック ≪36≫ メンズ ORTEGA'S HAND MADE CHIMAYO VEST BLACK 008 価格:52800円 |
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ORTEGA'S (オルテガ)CHIMAYO VEST LADIES STRIPED(SIZE : XS)(COLOR : BLUE)【05P03Sep16】 価格:43780円 |
しかし、
ここは急がずに
落ち着いて
ほかのブランドも知ってみようと
思いました。
まずは。
工房の拘りとか柄の遊びで「Trujillo’s」
に惹かれた。
チマヨ地区で代々引き継がれてきた
伝統的手法によって織られる代表的工房、
の一つ「TRUJILLO’S」。
チマヨ・ブランケットの専門店
として広く知られ、
チマヨ及びその周辺に
住む織り手達によって一点一点がすべて
手作りで仕上げられ、
家内工業的によって生まれる。
トゥルフィリオスの創業者である
John R. Trujillo’s は
世界最高峰といわれる
技術を持つ「人間国宝」。
ここがまたすごい。
ジョン・トゥルフィリオ亡き今も
彼の息子を中心に長年自社工房で働いてきた
職人だけで製品を生産している。
チマヨベストは前後身頃の境目の
脇部分に継ぎ目がないのも
他のブランドには真似のできない特徴。
この作りはポイント高いです。
引き継がれてきたモノ作りとしても
非常に魅かれます。
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価格:33000円 |
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価格:33000円 |
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価格:38390円 |
そして、最後に「CENTINELA」
オルテガ一族から
テュフィロ・ファミリーが
独立し立ち上げたブランド。
伝統的なチマヨに新しい感覚を
融合したセンチネラは
芸術的な評価が非常に高い。
ニューヨークのモダンアート・ミュージアム
ワシントンD.Cの
アメリカンヒストリーミュージアムにも展示
されている唯一の工房。
これは、素晴らしい。
 | センチネラ チマヨベスト 別注 紺 無地 ネイビー メンズ CENTINELA HAND MADE CHIMAYO VEST NAVY 016 価格:55000円 |
 | CENTINELA センチネラ チマヨ ウール ラグ ベスト/BLACK/WHITE あす楽 価格:58080円 |
 | センチネラ チマヨベスト ≪38≫ メンズ CENTINELA HAND MADE CHIMAYO VEST 004 価格:55000円 |
それぞれに魅力が大きく
悩ましかったです。
しかし実物を何回も
比較しながら考えました。
ここからは個人的な見解になりますが
「CENTINELA」の生地の目が
詰まっているように感じ
自分好みかと思いました。
この雰囲気が自分のファッションに
取り入れやすいと。
質感がワードローブに合わせやすく
さらには汎用性が高いということに。
張り感＝丈夫という
単純な思考が働いたことも
否定はできません。
そして、最後の決め手は…
一枚目のチマヨベストを
購入するため探し回っている時期に
唯一裏地がついているモデルに
出会えたのが「CENTINELA」
ウール素材であるがゆえTシャツの上に
羽織ると肌にあたるのが
気になっていました。
ウール素材に弱い自分がいました。
これが大きな決定打になり
「CENTINELA」に決めました！
一枚目に購入したアイテムです。
定番中の定番
長きにわたり
愛すべきアイテムです。
この型で4つボタンという点で
面構えも気に入りました。
そして、2枚目は、
ストライプ柄に遊びのあるアイテム。
カラーリングに凄く惹かれました。
こういう独特の色合いって
他のブランドにはないですよね。
抜群のセンスは
長きにわたり培ってきた
ものなのでしょうね。
そして、3枚目は
2色使いでシンプルにかっこいい柄。
ネイティブ感はあれども
黒系の服装の時に合わせられる。
ストリート感のある服装にハズシで
入れ込むのもありと
面白いアイテムなので購入しました。
どれも、飽きの来ないアイテムです。
いつか、
「Ortega’s」、「Trujillo’s」
も着たいです。欲しいです。
それぞれのブランドにいい個性があります。
購入したその時は、報告します。
それぞれの良さを伝えたいです。
語り継がれ、引き継がれていくホンモノは
最高です。
